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今流行りの異世界転生漫画。
そんな異世界転生漫画の中でも、今回は悪役令嬢に転生したパターンにフォーカスして行きたいと思います。
「試し読みで終えるはずが、つい買っちゃった！」
そんな漫画を５つ紹介して行きます(順不同)。
⚠以下、作品の紹介や感想を書くにあたり多少のネタバレを含みますのでご注意ください⚠
悪役令嬢に転生したはずが、主人公よりも溺愛されているみたいです
「毒花の住む家」という小説を読み終えた主人公は、翌朝目が覚めるとその小説の登場人物であり、悪役令嬢のリディア・コーディアスになっていた…！
小説の内容をよくよく思い出してみると、このリディア・コーディアスは物語のヒロインであり、兄の結婚相手であるサラをいじめ抜き、２年後に処刑されてしまうバッドエンドを迎える運命だった。
絶対に処刑を回避したい主人公(リディア)は、処刑までの残り２年で何ができるか考えます。
２年後生き残る可能性を高めるために、まずは悪女のイメージを消すべく、けばけばしい化粧をやめ、縦ロールも封印。部屋の悪趣味な家具もぜーんぶ変えたリディア。
すると、周りの反応が変わり始め…？
リディアの兄であり、ヒロインの結婚相手である・長男エリック、同じくリディアの兄・次男カイザ、専属護衛騎士・イクス、婚約者で第二皇子であるルイード。この４人との関係は果たしてどうなって行くのでしょうか。
ストーリーがもともとの小説とどう変わっていくのか楽しみです。
感想
正直絵は好みではありませんでしたし、話も割と単純なものでしたので、自分でも購入するとは思っていませんでした。
ただ、話のテンポが良く、クスっと笑える部分もあり、イケメンたちとの関係がそれぞれどうなっていくのか気になってしまいついつい購入してしまいました。
また、リディアの振る舞いで小説の内容に変化が生じたことで、本来ヒロインであり、皆から愛されるはずのサラの空回りっぷりが非常におもしろかったです。
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悪の華道を行きましょう シリーズ
乙女ゲームの世界で、ヒロインをいじめ抜いた挙句、婚約者の王子に捨てられ醜い中年男の元へ嫁がされる悪役令嬢・セレスティーヌに転生した主人公。
夫となる男は、宰相であり、黒い噂が絶えない、下品ですけべな色ボケじじい。見た目はまるでガマガエル…だったのに…
前世の記憶が蘇ったことで、急激に夫に惹かれ始めるセレスティーヌ。
なぜなら実は彼女、前世では枯れ専だったーーー！！
この黒い噂が絶えない宰相である夫と妻になったセレスティーヌの２人は、共に悪の華道を行くことを決意し、自分たちをはめた王子とヒロインに報復するーー。
感想
絵が綺麗で、内容も面白かったです。
主人公が悪役令嬢に転生する漫画のほとんどは、前世の人間の性格と記憶が悪役令嬢に反映されて物語が進むのですが、この漫画はあくまでセレスティーヌ本人の性格のままです。
前世の記憶が戻ったといっても、枯れ専ということだけが反映されており、セレスティーヌは悪役令嬢のままストーリーが進んでいきます。
このセレスティーヌ、一本筋が通っていてとても格好いい悪役令嬢です。
そして、黒い噂が絶えない旦那様は、セレスティーヌと過ごすことでとってもかわいらしい一面が見えてきます。
この美女と野獣コンビは見ていてとっても微笑ましいです。
シリーズ化されていて、それぞれ読みきりなので「続きが気になる！早く新刊出て！！」というジレンマが少ないのも嬉しいです。
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歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです
生まれ変わったら悪役令嬢になりたかった。
そう願っていた主人公は、目が覚めたら大好きな乙女ゲームの悪役令嬢・アリシアに転生していた。
困惑するどころか、願いが叶って大喜びする主人公。
世界一の悪女になって歴史に残るために、努力の日々が始まるーー！！
感想
悪女になる為に、どんな努力も惜しまない主人公・アリシア。
他の悪役令嬢転生の漫画は大抵、悪役令嬢が迎える処刑(バッドエンド)を回避するために奔走する内容ですが、これはあえて悪女を目指すといった内容。
悪女を目指しているからには、ヒロインと対立しますし、ヒロインの取り巻きからも嫌われます。
でも、それを「悪女っぽい」と喜ぶアリシア。いろいろとズレており、可愛らしくて笑えます。
アリシアの目指す悪女は「志高く、綺麗事が大嫌いで、常に冷静で、思慮深い、真ん中に芯の通った強い女性」。
つまり、ただ単にわがまま放題の嫌な女ではなく、格好良い女性です。格好良く強い女性が大好きな私はアリシアの考え方がとても好きです。
むしろ頭の中がお花畑なヒロインには嫌気がさしてしまいました。
果たして彼女は歴史に残る悪女になれるのか楽しみです。
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残り一日で破滅フラグ全部へし折ります ざまぁRTA記録２４Hr.
突然、前世の記憶が蘇ったアレクサンドラ。
自分は前世でやっていた乙女ゲーム「どきエデ」の悪役令嬢だったーー。
乙女ゲームの中では、ヒロインの恋をことごとく邪魔し、どのルートを辿っても断罪され破滅する運命。
唯一断罪を回避できるルートは、逆ハーレムエンドというヒロインがすべての殿方を攻略するルート。
そこでヒロインの慈悲深さによって和解し、生涯「友情」という固い絆で結ばれるというもの。
ただし、そんな屈辱的な終わり方は許せない。
断罪されるまで、残り２４時間。
アレクサンドラはあの手この手でヒロインの裏をかき、断罪回避の為に奔走する。
最後にハッピーエンドを手に入れるのはどっちだーーー！？
感想
面白くて、迷わず購入しました。
テンポよく話が進み、ダラダラと長すぎず、３巻で完結しているのも読者としては嬉しいです。
断罪まで２４時間と言うあまりにも過酷な現状。それを表すのに相応しい出だしのセリフ『私終了のお知らせ』には笑ってしまいました。
２４時間で自分の運命を変えるなんて、相当頭の回転が速くないとできません。
アレクサンドラの立ち回りに「よくそんなこと思いつくな～」と感心しながら読んでいました。
この漫画の面白さは、悪役令嬢から良い子ちゃんになって断罪回避をするわけではなく、悪役令嬢らしい回避の仕方をしていることです。
確かに残り２４時間しかありませんから、手段なんて選んでいられませんよね。
絵もとても綺麗でした！買って後悔無し！
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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
交通事故で亡くなった主人公は、大好きだった乙女ゲームの悪役令嬢・カタリナに転生してしまった。
乙女ゲームの悪役令嬢・カタリナには、ハッピーエンドで国外追放、バッドエンドで死亡という、どちらをとっても決して幸せではない運命が待ち受けているのだった。
４人の攻略対象である男性とのこれから辿る未来を知ってしまったカタリナは、バッドエンドを回避するべくそれぞれの攻略対象との付き合い方を、悩みながらも良い方向へ運ぼうと奮闘します。
そんなカタリナに男性たちだけでなく、女性キャラたちやヒロインまでも惹かれていきーー！？
感想
他の悪役令嬢の漫画と違い、特段美人とは言えない主人公のカタリナ。そして性格もガサツ。
ただ、そんな彼女のまっすぐな性格は、周りも巻き込んでみんなを明るくしてしまいます。
そんなカタリナに攻略対象の男性だけではなく、女性たちも惹かれていく。
恋愛だけでなく、熱い友情も育んで行くパターンです。
カタリナはまっすぐで素直な人間なので、見ていて気持ちが良いです。
４巻で一区切りついたと思いきや、なんとゲームの続編があることが判明し、その後も新展開で物語は続いていきます。
これ、現実世界の乙女ゲームにもあるんです。乙女ゲーム自体やったことはありませんが、漫画を読んで興味が出たので今後やってみる予定です♪
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同じ悪役令嬢への転生でもいろいろなストーリーの進め方があって、どれを読んでも面白かったです。
他にもたくさん読んでいるのですが、ここでは購入に至った５つを紹介しました！
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