混合ワクチン接種は毎年必要?抗体価検査のすすめ

柴犬との暮らし

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この記事では向日葵と過ごしながら実際に経験したこと、獣医さんやドッグトレーナーさんから学んだことを書いています。あくまで主の経験と知識の中での記述になりますので参考程度にとどめ、獣医師と相談の上、最終的には飼い主様の責任で判断してください。

1年に1回の接種が推奨されている混合ワクチン。注射だけでも嫌なのに、接種後にだるくなってしまう犬もいます。その様子を見ている飼い主さんも切ないですよね。

向日葵
向日葵

向日葵も注射だいっきらい!

そもそもなぜ混合ワクチン接種が必要なのか

結論から言うと、感染症にかからないようにするためです。犬も人間と同じく、さまざまな感染症にかかるリスクがあります。感染症にかかると、命にかかわることもありますので、1年に1回の接種が推奨されています(子犬の時は、母犬の母乳からもらった免疫が徐々に弱まってくる生後1か月半頃から1か月ごとに計3回の接種が推奨されています。)混合ワクチンは2種~11種あり、それぞれ予防できる病気も変わってきます。環境や生活スタイルで選ぶようです。大抵は5~8種あたりになることが多いのではないでしょうか。実際に向日葵もあまり活動範囲が広いわけではないので5種、6種、7種しか受けたことがありません。

ちなみに向日葵のかかりつけ獣医さん曰く、毎年同じメーカーのワクチンを打つより、別のメーカーのものを打った方が良いらしいです。メーカーごとに多少の違いがあり、個体により効く、効かないがあるのと少し違うものを入れた方が予防の効果が得やすいからとのことですしかしながらいろいろな考えがあると思いますし、メーカーを変えて副反応が出る可能性もありますので、かかりつけの獣医さんとよく相談してくださいね。

でも菌を体に入れるわけですから、副反応があったりとリスクも当然あります。そこでおすすめなのが抗体価検査

抗体価検査ってなに?

血液を採取して、病気に対する抗体が十分にあるか調べるものです。

十分に抗体を持っていれば、過剰なワクチン接種をする必要はなく、

抗体価証明書というものが発行されますので、そちらをワクチン接種証明書と同じように使えます。

体に針を刺すという行為は行いますが、圧倒的に犬の体にかかる負担とリスクを減らせます

ただし、抗体が十分になかった場合には、混合ワクチン接種が必要になります

※ずっと抗体検査だけしていれば良いというわけではなく3年を目安に1回は混合ワクチン接種をした方が良いそうです。

もちろん抗体価検査にもデメリットがあります。

(5種~6種程度の)混合ワクチンに比べて費用が少々お高いです。また、先に述べたように、抗体がなければ混合ワクチン接種も行なわなければならないので、さらに費用もかかりますし、体に針を刺す回数が増えて犬にとって精神的な負担が増えかねません。また、すべての感染症に対して調べられるものではないそうです。

あるじ
あるじ

ちなみに向日葵は2017年の3回目の混合ワクチン接種後に、きちんと抗体ができているか確認のための抗体価検査を受けて、2021年から完全に切り替えました。

きちんと抗体はできていました!

当時(2017年)はまだ、主が住んでいる地域では抗体価検査を導入している獣医さんは少なかったらしく、ドッグトレーナーさんに良い意味で驚かれました。

本当に抗体価証明書は混合ワクチン接種証明書の代わりとして使える?

実は主も最初はドキドキしました~。だって、まだまだメジャーじゃないということは、知らない人も多いということですから。

あるじ
あるじ

結果、ドッグランやドッグカフェ、宿泊施設でも問題なく使えましたよ。

ちなみに抗体価証明書はこんな感じのものになります。↓

様式は違いますが、どちらも抗体価証明書になります。右の方は外注になるが、より正確に調べられるということでした。

心配でしたら事前に混合ワクチン接種証明書でなく、抗体価証明書でも大丈夫か確認してみることをおすすめします。特に旅行など遠方に行く、且つ高額キャンセル料がかかるような場合は主も確認を欠かしません。もしかしたら断られる可能性もゼロではありませんからね。

混合ワクチン接種と抗体価検査まとめ

混合ワクチン接種と抗体価検査まとめ
混合ワクチン接種抗体価検査
費  用 5,832(5種)~7,260円(7種)(何種を打つか、どこで打つかなどにより異なる)7,700~8,424円(キットや外注かどうかなどにより異なる)
メリット・さまざまな感染症対策ができる
・体に針を刺すのが1度で済む
・犬の体にかける負担が最小限で済む
・高齢や体調不良でワクチン接種が難しい時もうけられる
デメリット・副反応などのリスクがある・費用が高い
・抗体がなかった場合はワクチンを打つので、二度手間であり、犬にとっても精神的負担が大きい。費用もかさむ。
・調べられない感染症もある
※あくまで向日葵が通う獣医さんでの費用ですので、参考としてご覧ください。受ける場所や使う検査キットのメーカーなどにより費用は異なります。また、混合ワクチンも何種を打つかによっても異なりますので、詳しくはかかりつけの獣医さんにお問い合わせください。
あるじ
あるじ

ちなみに狂犬病ワクチン接種は年1回の接種が義務付けられています。

愛犬だけでなく、周りの犬や人間を守るためにも必ず受けましょう。

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