⚠この記事には実際に嘔吐した白い泡と黄色い液体の写真があります、ご注意ください⚠
うちの犬、朝方吐くことが多いんだよね…。原因はなんだろう?
もしかしてそれ、空腹からくる「胆汁嘔吐症候群」かもしれないよ!
実は以前、我が家の愛犬向日葵はも朝方頻繁に白い泡と黄色い液体を吐いていました。
1回のこともあれば、連続して2~3回吐くことも…。
あまりにも頻繁に吐くので「具合が悪いのではないか?」と病院にも連れて行きましたが、特に悪いところは見つからず…。
困っていましたが、いろいろと調べて行くうちに空腹時間が長すぎると、白い泡や黄色い液体を吐くことがあるという事実を知りました。
胆汁嘔吐症候群とは?
空腹時間が長すぎる状態になると、白い泡や黄色い液体を吐く症状を
胆汁嘔吐症候群
と言います。
空腹時に消化液である胆汁(黄色)が分泌されてしまうと、その一部が胃に逆流します。
これが胃を刺激して嘔吐で吐き出されるために、嘔吐物が白い泡と黄色い液体になるのです。
つまり、嘔吐物は胃液と胆汁の混ざったものと言うことになります。
実際に吐いたときの流れ
※ここでは実際に吐いた白い泡+黄色い液体の写真を掲載しています、ご注意ください。
向日葵の場合は大抵、早朝4時~5時頃に草を食べたがります。
こんなときは決まって、セイタカアワダチソウという草を好んで食べていました。
しばらく食べると…ウッウッとえずいて白い泡と黄色い液体と草を一緒に吐き出します。
1~3回くらい、日によって回数は違いました。
実際に吐いた黄色い泡と草↓
液体はネバネバしています。
ちなみに草を食べずに吐くことも多々ありました。
吐く前の症状
泡を吐く日…そんなときは決まってお腹はぎゅるぎゅる鳴っているのに、ごはんは食べたがりません。
吐いた後はケロッとしていてごはんを食べるようになります。
対策
昼食と夜食を導入することにしました。
要は、食事と食事の間が空きすぎて空腹になりすぎるということなので…1日2回だった食事を4回に増やしてみました。
とは言え、単純に1日の食事量を増やしてしまうと肥満に繋がってしまいます。
そこで、1食の量を少し減らし、その減らした分を昼食と夜食にあてました。
(ただ、向日葵は避妊手術後にかなり太りやすくなってしまい、獣医さんに相談の上で、もともと規定量より少な目の食事を与えています。そのためさすがに1食の量がちょっと少なすぎるな…と思ったので、トータルで与えるドライフードの量は15gくらい増えました。)
結果は?
結果、全く吐かなくなりました!
あんなにほとんど毎日吐いていたのに…ビックリです。(いまだに草は食べたがる日はありますが…。)
本当にお腹が減っていたんだね…なんかごめんね。
ふふふ。これに懲りてもっとごはんの量を増やしなさい。
肥満も病気に繋がるから、これ以上はダメ!
チェッ。
※必ずしも空腹が原因と言うことではなく病気が隠れている場合もありますので、様子がおかしいな…と思ったらすぐにかかりつけの獣医さんに相談してみて下さい。膵炎や肝炎、腎臓病などでも黄色い液体を吐く場合があります。
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