毎日たべさせているドッグフードって愛犬の体に本当に良いものなのかな?
このような悩みをお持ちの方へ、本記事では『犬の体に良いドッグフードと悪いドッグフードの見分け方』について解説します。
大切な愛犬が毎日たべるものだからこそ、ドッグフードはできるだけ良いものを選びたいですよね。
しかし、残念ながら犬の体にとって良くないドッグフードも存在します。
ぜひ愛犬の体に合った良いドッグフードを選び、大切な愛犬の健康を守りましょう!
ドッグフードを購入する前に必ずパッケージの原材料を確認しましょう!
良いドッグフードと悪いドッグフードの違い:原材料から見た品質の違い
犬の健康を守るために欠かせないのが、質の高いドッグフード選びです。
ドッグフードには、良いものと悪いものが存在し、その差は主に使用されている原材料の品質や栄養バランスにあります。
ここでは原材料に焦点を当てて、良いドッグフードと悪いドッグフードの違いについて詳しく解説します。
1. タンパク質の質と供給源
犬は肉食に近い雑食動物で、質の高いタンパク質が健康の鍵を握ります。そのため、良いドッグフードは高品質なタンパク源が含まれているのが特徴です。
良いドッグフードの場合
- 動物性タンパク質が主成分:良質なドッグフードには「鶏肉」「牛肉」「ラム肉」「魚」など、具体的に記載された動物性タンパク質が主原料として使用されています。動物性タンパク質は犬の筋肉や免疫機能をサポートし、健康な体を維持するために不可欠です。
- ホールミート(whole meat)やフィレなど、肉の部位が明記されている:「チキンフィレ」「ラム肉」といった表記がある場合、そのフードは良質な肉を使用している証拠です。副産物ではなく、実際の肉を使っているため、栄養価が高く消化も良いのが特徴です。
悪いドッグフードの場合
- 不明瞭な肉や副産物:「肉副産物」「家禽ミール」「動物性たんぱく質」などの曖昧な表記が見られるフードは避けるべきです。これらは品質が不安定で、食肉処理の際に残った骨や内臓、皮などが含まれていることが多く、栄養価も低くなります。
- 植物性タンパク質がメイン:「大豆たんぱく」「コーングルテンミール」などの植物性タンパク質が主成分として使われているフードもあります。これらは犬にとっての消化吸収効率が低く、タンパク質源としての価値が劣ります。
2. 炭水化物の質と含有量
犬にとって炭水化物はエネルギー源となりますが、過剰に与えると肥満や健康問題の原因になります。また、炭水化物の質も重要です。
良いドッグフードの場合
- 全粒穀物や自然の炭水化物源:玄米やオーツ麦、さつまいもなどが使われている場合、これは消化が良く、犬にとって適度なエネルギー源になります。また、食物繊維やビタミン、ミネラルも豊富です。
- グレインフリーの場合も栄養豊富な炭水化物源を使用:グレインフリーのドッグフードでは、さつまいもや豆類(レンズ豆、ひよこ豆)などが使用されていることが多いです。これらは穀物アレルギーのある犬にも適しています。
悪いドッグフードの場合
- トウモロコシや小麦が主成分:「トウモロコシ」「小麦」などの炭水化物が原料の上位にリストされているフードは、コストを抑えるために低品質な炭水化物を使用している可能性が高いです。これらは犬の消化に負担がかかりやすく、アレルギーの原因にもなることがあります。
- 過剰な炭水化物含有量:悪いドッグフードはタンパク質を補うために、安価な炭水化物を大量に使う傾向があります。これにより、犬が必要とする栄養素が不足し、肥満や血糖値の変動を引き起こすことがあります。
3. 脂質の質と役割
脂質は、犬にとってエネルギーを供給する重要な要素であり、皮膚や被毛の健康にも寄与します。しかし、脂質の質によってその効果は大きく異なります。
良いドッグフードの場合
- 良質な動物性脂肪や魚油:「鶏脂肪」「サーモンオイル」など、動物性脂肪や魚油が含まれていると、犬の被毛をつややかにし、皮膚の健康を保つ効果があります。これらはオメガ3やオメガ6脂肪酸を豊富に含み、炎症を抑え、免疫を強化する役割も果たします。
悪いドッグフードの場合
- 不明確な脂肪源:「動物性脂肪」「植物油」など、どの動物や植物から得られた脂肪か不明瞭な表記がされている場合、その品質には疑問があります。また、これらの脂肪は酸化しやすく、犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
4. 添加物・保存料の有無
保存料や人工的な添加物が使用されているかどうかも、ドッグフードの品質を判断する重要なポイントです。
良いドッグフードの場合
- 天然の保存料を使用:「ビタミンE」「ローズマリーエキス」などの天然の保存料が使われている場合は、酸化防止効果があり、犬の健康に安全です。
- 人工着色料・香料不使用:良いドッグフードには、人工的な着色料や香料は含まれていません。これらは見た目や香りを良くするためだけのもので、犬の健康には不要です。
悪いドッグフードの場合
- BHAやBHTなどの化学保存料:「BHA」「BHT」「エトキシキン」など、人工的な保存料が使われている場合、長期間摂取すると健康に悪影響を及ぼすことがあります。これらはコスト削減のために使用されることが多いです。
- 人工着色料・香料使用:「赤40」「青1」「イエロー5」などの着色料が使用されている場合、犬の健康に不要なだけでなく、アレルギー反応を引き起こす可能性もあります。
良いドッグフードおすすめ5選
1.アカナ
アカナは、カナダで製造されている高品質なドッグフードブランドで、地元の新鮮な原材料を使うことにこだわっています。アカナのフードは、犬本来の食事に近い配合が特徴です。
原材料の特徴
- 動物性タンパク質が豊富:アカナは、鶏肉、ラム肉、ダック、魚など、明確で高品質な動物性タンパク質を主成分にしています。これらのタンパク質源は新鮮なまま使用され、栄養価が高いのが特徴です。
- グレインフリーの配合:小麦やトウモロコシなどの穀物を含まず、さつまいもや豆類などの低GI炭水化物を使用しており、消化しやすく血糖値の急上昇を抑えます。これは、アレルギーや体重管理にも有効です。
- 天然保存料のみを使用:人工添加物や保存料は一切使用しておらず、代わりにビタミンEやローズマリーエキスなどの天然の成分で酸化を防いでいます。
安心・安全のポイント
アカナは、使用する肉や魚がすべてカナダの厳格な基準のもとで飼育・収穫されたものを使用しており、新鮮な食材を毎日調達して製造しています。人工添加物を一切使用していないため、犬の健康をしっかりサポートします。
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2.オリジン
オリジンもカナダ産のドッグフードで、アカナと同じ製造元によって作られています。オリジンはさらに高い動物性タンパク質比率を誇り、犬が自然界で摂取する食事により近い配合をしています。
原材料の特徴
- 85%以上が動物性タンパク質:オリジンは、鶏肉、七面鳥、サーモンなどを豊富に使用し、犬に必要な高品質のタンパク質をたっぷりと提供します。これにより、筋肉の発達や健康な免疫機能をサポートします。
- バイオロジカリー・アプロプリエイト(Biologically Appropriate):自然界での食事に基づいたレシピが特徴。使用する肉はホールプレイ(骨や臓器を含む)の形で使用され、犬が自然に摂取する栄養素を効率よく取り入れられます。
- 新鮮な地元産の食材を使用:オリジンに使用されるすべての肉や魚は、地元の漁師や農家から毎日新鮮に調達されており、冷凍保存などによる栄養価の損失がありません。
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3.カナガン
カナガンはイギリス発のドッグフードブランドで、グレインフリーかつバランスの取れた栄養素を提供することを重視しています。ヨーロッパ全体で高い評価を得ており、自然な食材を使ったレシピが特徴です。
原材料の特徴
- 鶏肉やサーモンをメインに使用:カナガンは、新鮮な鶏肉や魚を主原料にし、犬の筋肉やエネルギーを支えるために十分なタンパク質を提供します。これにより、犬の活動量をしっかりとサポートします。
- 低GI炭水化物としてさつまいもを使用:さつまいもはエネルギーの持続性があり、消化がゆっくり進むため、血糖値の安定に役立ちます。また、ビタミンAや食物繊維も豊富で、健康な消化を助けます。
- グレインフリー:カナガンは穀物を一切使用しておらず、アレルギーに配慮したレシピになっています。これにより、食物アレルギーのリスクを軽減しつつ、犬に必要な栄養を提供します。
安心・安全のポイント
カナガンのすべての原材料は、厳しい品質管理のもとで調達され、添加物や保存料も使用していません。犬の健康に配慮したグレインフリーのレシピで、多くの飼い主に信頼されています。
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4.ネルソンズドッグフード
ネルソンズは、イギリスのブランドで、栄養バランスを重視した高品質なドッグフードを提供しています。グレインフリーであり、アレルギーに配慮した配合が特徴です。
原材料の特徴
- サーモンやラム肉を使用:サーモンやラム肉は、アレルギーを引き起こしにくく、犬の筋肉や被毛の健康をサポートする優れたタンパク質源です。これらはオメガ3脂肪酸を豊富に含み、皮膚や被毛の健康に役立ちます。
- グレインフリーでアレルギー対応:トウモロコシや小麦などの穀物を一切使用せず、代わりにさつまいもや豆類を使った低アレルゲンの配合です。これにより、アレルギーや消化不良のリスクが低減されます。
- 天然の抗酸化物質を配合:体内の酸化ストレスを軽減するために、ビタミンEやローズマリーエキスが含まれており、免疫力を強化する効果があります。
安心・安全のポイント
ネルソンズは、すべての食材を厳選し、天然の保存料と高品質な原材料を使用しています。犬にとって安心・安全な栄養を提供することを第一に考え、アレルギーのある犬にも適しています。
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5.ミシュワン
ミシュワンは日本発のドッグフードブランドで、国産の原材料を使用し、犬の健康を第一に考えたレシピが特徴です。日本の基準に基づいて厳格な品質管理が行われており、安心して愛犬に与えられます。
原材料の特徴
- 国産の鶏肉と魚を使用:国産の鶏肉や魚をメインに使用しており、新鮮で高品質なタンパク質源が特徴です。これにより、犬の筋肉や免疫機能をしっかりとサポートします。
- ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜:国産のかぼちゃやほうれん草など、犬に必要なビタミンやミネラルを豊富に含む野菜が使われており、健康的な体を保つのに役立ちます。
- 人工添加物不使用:着色料や保存料などの人工的な添加物を一切使用しておらず、天然の原材料だけで栄養バランスを整えています。
安心・安全のポイント
ミシュワンは、すべての原材料が国産であり、厳格な品質基準をクリアしています。日本の犬の健康を考慮した配合で、アレルギーのリスクも少なく、安心して愛犬に与えられるフードです。
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まとめ
良いドッグフードと悪いドッグフードの違いは、主に原材料の質に大きく依存します。
良いドッグフードは、犬の健康を支えるために、具体的で高品質な動物性タンパク質、消化に優れた炭水化物、良質な脂肪、そして安全な保存料を使用しています。
一方、悪いドッグフードはコスト削減を優先し、不明瞭な肉副産物や安価な炭水化物を多用し、化学的な添加物を含むことが多いです。
愛犬の健康を第一に考えるなら、フードの原材料をしっかりと確認し、質の高いものを選ぶことが大切です。
愛犬が、長く健康でいるためには、毎日の食事が非常に重要です。
そのためにもぜひ、愛犬の体に合った良いドッグフードを選びましょう!
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