※この記事にはヒナの亡骸の写真が出てきます。苦手な方はご注意ください。

…向日葵、私…私…ウズラのヒナの命を奪ってしまいました…



えぇ!?いったい何が起こったんですか!?
3羽生まれたウズラのヒナのうち、1羽が命を落としました。
とても悲しくて、未だに向き合うことも辛いのですが…
「同じ失敗を皆さんにはして欲しくない。」と考え、
私のしてしまった取り返しのつかない失敗談を書くことにしました。
『一瞬の油断が命取り』
これは本当です。
是非、皆さんは私と同じ失敗をせず、上手にヒナを大きく育ててあげてくださいね。
湿度が上がらない…温度管理と湿度管理の難しさ
孵卵器から出たばかりのヒナにとっての環境は、温度は 35~37℃、室温は50~60%前後が良しとされています。
しかし、保温ライトのおかげで温度は適温に保たれるものの、季節が春だったこともあるのかもしれませんが、まさかの保温ライトのせいで乾燥してしまい、湿度が上がらない…
という問題にぶち当たってしまったのです。(このときのケースの実際の湿度は36%くらい)
そこで、なんとか湿度をあげたかった私は、加湿器を近くに置いてみました。
しかし、湿度は上がるものの、加湿器から出る空気が冷たくて温度が下がってしまうという結果に…。
次に考えたのは、小さな瓶にお湯を入れて、立ち上る湯気で湿度をあげると言う方法です。
もちろん、ヒナが熱い瓶に触れないように、お湯の中に飛び込まないように、瓶の周りには段ボールでガードしていました。
でも、瓶が小さく、お湯はすぐに冷めてしまいます。また、瓶の口が小さいからか、思うように湿度が上がりません。
そこで、今度は口の大きいマグカップにお湯を注ぎ、同じように段ボールでガードをして湿度をあげようと試みました!



これが良くなかったんです。
マグカップの口が大きいことは承知でした。
でも、「ヒナが入れないようにガードしているから大丈夫!」
この甘い考えが、このあと大切な命を奪うことに…。
たった30分目を離しただけなのに…短時間で失われた1つの命
※この先、ヒナの亡骸の写真が複数枚あります。苦手な方はご注意ください。
お湯がある程度冷めて、湯気がでなくなったらマグカップを取り出そう…。
そう思い、30分だけ目を離していたんです。
部屋に戻った時、強烈な違和感に襲われました。
いつもなら、たんぽぽと綿毛の2羽が騒いで走り回っているはず…
なのに、綿毛の姿しか見えない…
え…
たんぽぽどこ行った…?
まさかっ!!!
そう、そのまさかでした。
マグカップの中に、ぐったりとしたたんぽぽの姿が…
いつ…いつ落ちた!?
息…してない!!!
もうピクリとも動かない小さな体。
水を吐かせるため、心臓マッサージを行いましたが…時、すでに遅し…
ちいさな命が戻ることはありませんでした。
この地に生まれて5日…。
あまりにも短すぎる生涯…。
私が奪ってしまった命…。
さっきまで元気に走り回っていた小さな命は、この日、静かに終わりを迎えました。


ヒナの命を奪ったものとは
たんぽぽの命を奪ったもの、直接の原因はマグカップとなみなみ注がれた熱いお湯ですが、本当の原因…それは紛れもなく私です。
死因は溺死。もしかしたら、熱湯に飛び込んで全身やけども追っていたかもしれません。
どちらにせよ、苦しい思いをさせてしまいました。
マグカップには、必死にもがいたであろう形跡が残っていました。
大量に抜けた羽と、力いっぱい抜け出そうと思い踏ん張ったのか、フンもお湯の中に落ちていました。
段ボールでマグカップに飛び込めないようにガードはしていましたが、元気すぎるパワフルなヒナには、そんなもの簡単に動かしてしまえたのです。
完全に、私の落ち度でした。



今考えると、そこまで湿度にこだわる必要はなかったのかもしれません…。



でも、全部初めてのことでわからないことだらけだったんだもの…。仕方ないよ…。
この経験があって、私は湿度にこだわるのを辞めました。
結果、ヒナたちへの影響はなく、元気に育ってくれました。
もちろん、適度な湿度を保ってあげれることに越したことはありませんが、極端に低い場合やヒナの様子がおかしい場合を除き、卵の時ほどこだわらなくても大丈夫。これが私の経験から言えることです。
さよなら、たんぽぽ
たんぽぽの亡骸は、濡れてしまった体が乾くのを待って、その日のうちに庭に埋葬しました。


このときは、本当に悲しくて、申し訳なくて、どうしようもないくらい気持ちがグチャグチャになりました。
皆さんはこんな思いをしないように、そしてヒナに苦しい思いをさせないように、十分に気を付けてあげてください。
お墓を庭に作るときの注意点ですが…穴が浅いと、タヌキなどの動物に掘り返されてしまうことがあるため、注意が必要です。
深く埋めるか、掘り返せないように大きな石などを上に乗せておくと良いと思います。
我が家にも実際にタヌキが来た足跡がお墓の周りにありましたが、上に大きな石を乗せておいたので掘り返されずに済みました。
まとめ


今回は非常に残念なお話となりました。
私の責任で1つの小さな命が失われてしまったこと、時間が経った今でもとても悲しくて悔しくて仕方ありません。
よく、「たんぽぽが生きていたら、今どんな風になっていたのかな…」と想像しています。
もしかしたら
「たんぽぽと綿毛はとっても仲良しだったから、メスとオスならベストパートナーだったかも!」
「でももしオス同士なら、激しく喧嘩していたのかな…?」
「もしかして、今頃3羽仲良く過ごしていたかも…」
「でも、最悪ずっとムネアツは仲間外れにされてひとりぼっちだったかも…」
もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら…。
もう、絶対に知り得ないことですが、いろいろなことを考えてしまいます。
今回、たんぽぽの小さな命と引き換えに、私は
「対策をしていても、自分の予想以上のことが起こってしまう」
「命は一瞬で失われる」
「失われた命は、どんなに悔やんでも、どんなに涙を流しても決して戻ってこない」
わかっていたようで、きちんと理解していなかったこのことを再確認しました。
たんぽぽが命をかけて教えてくれたことを無駄にしないよう、残りの小さな命を守っていきたいと思います。


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