【おすすめ漫画】『花咲ける青少年』の魅力をたっぷりご紹介

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あるじ
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漫画大好きあるじです!

今回は私が人生で最もハマった漫画TOP3のうち、第3位をご紹介したいと思います。

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今回紹介するのは

樹なつみさんの作品花咲はなさける青少年せいしょうねんです。

割と古い漫画となっております。私は単行本(全12巻)で持っているのですが、今や新品は愛蔵版(全6巻)しか販売されていないようです。

(【花咲ける青少年】は、単行本全12巻・文庫版全6巻・愛蔵版全6巻があり、アニメ化や舞台化もされています。そして実は数年前に、続編である【花咲ける青少年特別編】全5巻が発売されました。)

樹なつみさんの代表作には舞台化もされたOZオズがあり、今回紹介する【花咲ける青少年】以外にも非常に魅力的な作品が多々あります。

そんな彼女の描く漫画の最大の魅力は、スケールの壮大さと、登場人物の男性の美しさにあると思います。

あなたも魅了されること間違いなし!!

それではさっそく紹介して行きましょう!

ストーリー紹介

愛蔵版1巻の最初(序章・前編、序章・後編)は本編と少し逸れますが、後に本編で伏線回収がありますので必ず読むべきです。

本編(平成1年連載スタート)よりもだいぶ前の(昭和62 ララ4~5月号に掲載された)ものなので、本編と違い、正直なかなかクセの強い絵でもあります。

序章

1939年4月、ニューヨーク。

万国博覧会と同時に開催された植民地会議に出席するために訪米中のラギネイ王国皇太子・マハティは、現地のホテルで皇太子暗殺を企てる刺客に襲われます。

刺客から逃げる途中、道に迷ってしまったマハティは、そこで現地のクラブ歌手・キャスリーンと出会います。

最初こそ文化の違いから分かり合えなかった2人ですが、後に互いに惹かれ合って行きます。

お互いの気持ちを確認し合った翌日、マハティキャスリーンにプロポーズをし、王妃にと望みます。

マハティは国王である父を説得して「必ず迎えに来る」と約束をし、アメリカを去りますが、キャスリーンマハティの立場を想いそのまま姿を消したのでした。

その後、キャスリーンは密かに男児を出産。

生まれた子供はハリー・バーンズワースと名付けられたのでした。

本編

時は流れ現代、ハリー・バーンズワースは、一代でバーンズワース財団を築き上げ世界的大企業に発展させるなど事業家として大成しました。

ハリーの一人娘である花鹿かじかは、身代金目的の誘拐事件をきっかけに2歳からの12年間、カリブ海の離島・ギヴォリ島で幽閉同然に育てられます。

そんな花鹿かじかは14歳になったある日、父・ハリーから呼び出され「夫捜しゲーム」を持ちかけられます。

それは、これから花鹿かじかが出会うであろうハリーの選んだ3人の男の中から、花鹿かじかを守ってくれる生涯の伴侶を選べと言うものでした。

さらにハリー花鹿かじかと兄妹のように育ってきたファン家総帥けそうすいファン 立人リーレンに対して

花鹿かじかが誰を夫として選び、選ばれるか、そしてその相手が夫としてふさわしいか見極めて欲しい」と依頼します。

密かに花鹿かじかへ想いを寄せていた立人リーレンですが、自分を律し、これを承諾するのでした。

作品の魅力

【花咲ける青少年】にはたくさんの魅力が詰まっています。

誰にフォーカスを当てて読むかによって常に新しい発見があり、何度も読み返したくなる漫画です。

以下、私が考える作品の魅力になります。

いくつもの国を巻き込むスケールの壮大さ

少女漫画ではなかなか見ない、スケールの大きさです。

アメリカの財閥たち、中国の裏社会、ラギネイ王国の国政…さまざまな国や厄介な事情がからんできます。

よくこれ等をひとつの話にまとめあげたなぁ…と感心せざるを得ません。

主人公・花鹿のお嬢様らしからぬ破天荒さ

花鹿かじかは生粋の財閥令嬢。

しかしながら、2歳の頃の誘拐事件をきっかけにカリブ海の離島・ギヴォリ島で幽閉同然で育ったこともあり、お金に執着がありません。

そして、生まれ持ったカリスマ性と美貌、そして欲しいものは何でも自分で手に入れる行動力で(やや計画性には欠けますが…)、周りの人間を次々に魅了していきます。

どんなことがあっても自分が信じた道を突き進むーー。

その破天荒さに周りは振り回されつつも、自分にはない強さ・まっすぐさに魅了され、愛おしく思っているようです。

倣家の若き総帥・倣 立人の美しさと聡明さ

花鹿かじかに密かに想いを寄せる倣財閥の総帥・ファン 立人リーレン

花鹿かじかが4歳の頃、当時9歳だった立人は初めてギヴォリ島を訪れ、花鹿かじかと対面しました。

花鹿かじかと兄妹のように育った立人リーレンは、現在は花鹿かじかのお目付役でもあります。

花鹿かじかからの信頼も非常に厚く、それは実の父・ハリーをも凌ぐほどです。

普段は恐ろしいほどに冷静沈着ですが、花鹿かじかが絡むと感情がむき出しになることもしばしば。

たまに見せる人間臭さが立人リーレンの魅力をさらに引き立たせます。

ハリーが選ぶ3人の夫候補たち

「人を魅了せずにはいられぬ宝石の輝きで己の存在を指し示すだろうー。」(コミック1巻参照)

ハリーが言ったこの言葉どおりの、美しい3人の夫候補たち。

1人目の夫候補、フランス貴族・ヴォルカン家の三男ユージィン・アレキサンドル・ド・ヴォルカン

2人目の夫候補、ラギネイ王国第二王子ルマティ・イヴァン・ダイ・ラギネイ

3人目の夫候補、ローゼンタール財閥の次期会長カール・ローゼンタール

それぞれの抱える闇が花鹿かじかと出会うことで解放されていく様は見ものです!

メインキャラを食う程の魅力あふれる脇役たち

魅力があるのはなにもメインキャラだけではありません。

非常に多くの脇役たちが出てきますが、それぞれが個性豊かで魅力的です。

時にはメインキャラを凌ぐほどの輝きを放つことも…。

あるじ
あるじ

樹なつみさんの描く男性キャラは基本的にものすごく美しい人たちが多いのに、気合を入れて描いたときと、雑に描いたときの差がものすごく激しいです。

雑な時は本当に笑っちゃうくらい雑なので、その落差も合わせて見てほしいと思います!


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