【歯周病予防】ペットの歯磨きに歯磨き粉は必要?タイプ別おすすめの歯磨き粉を紹介!

飼い主さん

ペットの歯磨きに歯磨き粉は必要?どんなものを使ったら良いの?

今やたくさんの商品が並ぶ中、どの商品が愛犬(愛猫)に合うものなのか悩んでしまうのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめの歯磨き粉歯磨き粉の選び方をご紹介します。

ちなみに我が家はこちらのオーラティーンデンタルメンテナンスを使用しています。あとでこちらの商品も詳しく紹介して行きます。

目次

歯磨き粉の選び方

まずはじめに、歯磨き粉の選び方から紹介します。

選び方のポイントは4点あります。

  • 動物病院で取り扱いのある商品
  • VOHC認定商品
  • ペットが好む味の商品
  • 刺激、清涼感のあるものはNG

①動物病院で取り扱いのある商品

お店には数えきれないくらいたくさんの商品が並んでいますが、私は動物病院で取り扱いのあるものをおすすめします

理由は動物病院で取り扱いのあるものは、しっかりと効果効能が認められている商品だからです。

もちろん、市場に並んでいるものが全く効果がないということではありません。

が、しっかりとした効果を求めるのであればぜひ、かかりつけの動物病院で取り扱っているものを試して見てほしいと思います。

②VOHC認定商品

【VOHC】とは、アメリカ獣医歯科認定専門医による口腔衛生委員会のことです。

つまり、このVOHC認定商品と言うのは、第三者委員会からみて「歯垢のコントロール」と「歯石のコントロール」に有効性があると認められた商品であると言えます。

ただ、こちらの残念な所はアメリカでの認定商品のため、日本では対象商品の取り扱いが少ないと言う点です。

主に通販での取り扱いになります。今後、もう少し流通が増えてくれると良いな…と思います。

ちなみにこちらは歯磨き粉だけではなく、デンタルガム、デンタルケア効果のあるフード等、お口の衛生に関わるさまざまな商品を認定しています。

③ペットが好む味の商品

上記の2点も大切ですが、なんと言ってもこれです。

どんなにお口の衛生に効果のある良い商品でも、ペットが嫌がる味や香り、食感のものは続けること自体が難しくなってきますし、最終的にはペットが歯磨き嫌いになってしまう恐れがあります。

今はチキン味や、甘みのあるものなど様々なフレーバーの商品が出ていますので、いろいろと試してペットの好む味や香り、食感のものを探してみて下さい。

④刺激、清涼感のるものはNG

人間の歯磨き粉は、スース―とした清涼感があるものがほとんどで、しかも清涼感がないとなんだか物足りなさすら感じてしまいます。

しかし、ペットに清涼感があるものは避けた方が良いです。そもそもペットは刺激や清涼感が嫌いですので、そういった商品は使用しないことをおすすめします。

どんな商品があるの

一口に歯磨き粉と言っても、さまざまなタイプがあります。

  • ペーストタイプ
  • ジェルタイプ
  • スプレータイプ
  • デンタルリンス

それぞれ、おすすめの商品を紹介していきます。

ペーストタイプ

こちら【ビルバック歯みがきペースト】。

ここでは一番需があると思われるチキンフレーバーを載せました。

他にもシーフード(サーモン)やモルト(大麦麦芽のモルトシロップを使用したやさしい甘みのある味)、バニラミント(バニラとミントの香料を使用)がありますので、ご自身で選ぶ際はフレーバーを間違えないよう注意してください

ジェルタイプ

我が家でも使っているこちら【オーラティーンデンタルジェル】。

透明でほんのり甘みがあります。

そして、注目ポイントとしてはラクトフェリンという炎症を抑える成分が入っているところです。

犬への嗜好性が高いのはもちろんですが、猫ちゃんもこちらの歯磨きジェルを好んで受け入れてくれることが多いそうです。

お値段は少々高いですが、かなりおすすめです。

向日葵

向日葵はオーラティーンデンタルジェルを見ただけでよだれがでます。

こちら、ライオンさんの【ベッツドクタースペック】という商品。

ローストチキンフレーバーのジェルです。

こちらは【ペロワン】という商品で、付属のスプーンを使って舐めさせるタイプのジェルです。

上記で紹介したラクトフェリンが配合されているので、炎症を抑える効果が期待できます。

また、口腔内の善玉菌の数を増やし、悪玉菌を抑える作用もあります。

さらに、歯周病菌を殺す抗体が入っているため、歯周ポケットにジェルをうまく入れてあげると歯周病菌を抑えることができます

スプレータイプ

こちらはスプレータイプになります。

シニアペットで唾液の分泌が少なくなっている子(お口の中が乾きやすい子)におすすめです。

唾液はバイ菌と戦ってくれたり、歯垢を付きにくくしたり、口のなかを洗い流したりと、口内を清潔に保つ重要な役割があります。

しかしながら高齢になってくるとこの唾液の分泌がだんだんと減ってしまい、お口の中が乾いてきてしまいます。

そうすると、お口の中のバイ菌が急激に繁殖しやすくなってしまうのです。

バイ菌が繁殖すれば、当然お口の中の環境が悪くなり、どんどん歯周病も進行して行きます。

そんな時にスプレータイプを使ってあげると、口内を潤し、汚れを洗い流してくれる効果が期待できます。

殺菌効果のあるものがおすすめです。こちらをメインで使うと言うよりは、歯磨きの補助的なものとして使用すると良いでしょう。

デンタルリンス

こちらの【アクアデント】という商品は、飲み水に混ぜて使うデンタルリンスとなっています。

スプレータイプ同様、お口の中を潤してバイ菌の繁殖を防ぎます。シニアペットにおすすめです。

こちらも補助的なものとして取り入れると良いものになります。

この他、歯磨き粉以外にも歯垢を除去するためのフードガムサプリメント等、様々なものがありますので、「どうしても歯磨きができない」「歯磨きに慣れるまで他のものでもケアをしたい」などありましたら、これらの併用を検討しても良いでしょう。

まとめ

ペットの歯磨き粉は、動物病院で取り扱いのあるものや、VOHC認定商品からペットの好みの味のものを選ぶことをおすすめします。その際、刺激や清涼感のあるものは避けるようにするようにしましょう。

高齢のペットには、スプレータイプやデンタルリンスなどを用いてお口の中を潤してあげるようにすると歯周病予防や歯周病の進行を抑えることができるのでおすすめです。

この記事を参考に、ぜひペットに合ったタイプの歯磨き粉を選んでみて下さい。

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