【瓜を破る】共感が止まらない!女性のデリケートな悩みに寄り添う漫画!瓜を破る5巻の感想!

漫画

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板倉梓さんのうりる」2023年11月現在、1~8巻が発売中です。

⚠以下、あらずじや感想を書くにあたって多少のネタバレを含む場合もありますのでご注意ください⚠

なかなか人には言えないセックスについての悩み・仕事の悩み・同棲中の恋人との悩み・同僚との人間関係の悩み・子育ての悩み…さまざまな身近な女性の悩みをリアルに描いた漫画です。

5巻ではまい子鍵谷かぎやのデートの様子や子育て中のママである染井そめいのジレンマ、そしてまい子の上司で独身貴族のさわのお話です。

あるじ
あるじ

個人的には独身貴族であるの話が好きです!

あらすじ

エピソード29~30は主人公・まい子鍵谷のデートの様子です。

あるじ
あるじ

初々しい2人にキュン♡が止まりません!なんだか読んでいてくすぐったかったです(笑)

待ちに待った映画デートの日、並んで映画館に向かう二人はお互いに触れたくて…でもいきなりそれはマズいと思い、手も繋げない煩悩だらけの状態です。

映画を観ているときも、ポップコーンを一緒に食べるときに手が触れようとしただけで真っ赤になり、ドキドキが止まらない様子の二人。

無事に(?)映画を観終わり、『煩悩に映画の面白さが勝った…!』と喜ぶまい子(笑)

二人はビアガーデンで飲みながら映画の話をすることにします。

この時、普段自分のことをあまり話さない鍵谷かぎや自身の話を聞けて、まい子は嬉しく思います。

そしてそれを素直に『嬉しい』と鍵谷に伝えるまい子

そんなまい子の様子に何とも言えない表情を浮かべる鍵谷(きっとこの表情にはいろんな感情が詰まっていると思います。)

一緒に過ごす時間が純粋に楽しくて、

『こんな感じでまた会えたらそれで十分かも(鍵谷)

『今はこれくらいの距離で満足かも(まい子)

『…体目当て…みたいなのは本意じゃない(まい子)

とそれぞれ感じる二人。

この日は『そういう流れにしたくない』と思い、二人は駅で別れます。

しかしまい子はこのまま帰るのはなんとなく寂しく感じ、一人近くの公園に向かいました。

ベンチに座って顔をあげると、なんと近くのベンチに一人座る鍵谷を発見しーーー!!

エピソード31は、子育て真っ最中の働くママ・染井のお話です

4巻では子育てと仕事と趣味…どれも中途半端な自分への葛藤や、

どこへ行っても『染井そめい 奈々なな』と言う一人の人間としてではなく『お母さん』として見られてしまっていることへのモヤモヤを抱えていた染井

5巻では新たなるモヤモヤが発生します。

保育園へ娘・日菜ひなを迎えに行った際、別のママと遭遇します。

そのママは、いつもオシャレをしていて、メイクもばっちり。その上スタイルも抜群です。

おもむろに自分のお腹の肉をつまむ染井…。

その夜染井は布団の中で、元カレ・清川きよかわくんのSNSの投稿を見ていると…やたらとリプライが多いことに気付きます。

そこで元カレ・清川くんが入籍したと言うことを知ってしまった染井

しかもその相手が、自分が大学時代に憧れていた漫画家だったのです。

才能がある上、美人の漫画家と入籍した元カレ…。

別に今さら元カレとどうにかなりたいと思っているわけではない染井ですが、どうしても心がザワついてしまいーー!!

エピソード32~33はまい子の上司で独身貴族ののお話です。

マンションを自分で購入し、大好きな猫のワサビ子と暮らすさわ

『一人暮らしで猫飼ったら終わりじゃない?』

いつだったか誰かに言われた言葉を思い出します。

自分で稼いだお金で自分で買ったマンション。コツコツ集めた自分好みの家具に囲まれて、世界一可愛い猫・ワサビ子と暮らすには何が終わっているのか全く理解できません。

仕事に関しても自身満々。自他ともに認める仕事のできる女性です。

ある日、会議でビッグプロジェクトのリーダーを決めることになった時も、は当然自分がリーダーに選ばれると思っていました。

しかし、実際にリーダーに選ばれたのは、大林おおばやしという男性社員。

この結果にの顔は能面に…。それを目撃してしまい、怯えるまい子(笑)

会議が終わった後もイライラが収まらないは、後輩社員であるはらに当たってしまいーー。

エピソード34は再び染井の話に戻ります。

家族でショッピングモールに来ていた染井は、本屋の看板で元カレの婚約者であり憧れの漫画家のサイン会が行われることを知ります。

キラキラした世界にいる憧れの存在ーー。

その看板を指さし、に『売れっ子で、お金持ちで、漫画のドラマも人気で美人ーーすごいよね?』と言う様なことを言ってしまいます。言えば言う程自分がみじめになっていく染井

しかし、染井の夫から返ってきた返事は意外なものでーー!?

5巻のラスト、エピソード35は…

まい子と友人・理乃りのの買い物シーンからスタート。

鍵谷とのことをずっと相談に乗ってくれていた理乃に、近況報告をしたまい子ですが、

理乃から「エロの方は?」とドストレートに質問され、まい子は真っ赤になってしまいます。

理乃はさっぱりした恋愛を好むので、まい子鍵谷のように純な関係がとても可愛らしく、そして尊く思えてしまうようです。

そんな中、キスはしたけどまだ付き合ってはいないということを話すまい子

「付き合ってください」とちゃんと言った方がいいのか迷っているまい子理乃

「…鍵谷さんが他の人とイチャイチャしてたらまい子はどう?」

と言う質問を投げかけます。

それを聞いたまい子はーー。

ここでちょこっと味園みそのつじの話を挟み、最後はまい子鍵谷のデートの待ち合わせシーンで終わります。

理乃からいろいろとアドバイスを受けたまい子鍵谷との関係をハッキリさせることができるのでしょうか。

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感想

5巻はデートで始まり、デートで終わりました。最初のデートと最後のデートで二人の雰囲気が変わったのがわかります。

まい子は自分のことを『ダメな人間』と思ってしまうことが多いようですが、素直に人の良いところを褒めたり、嬉しいと伝えたり、周りに気配りできたり、たくさん良いところがあります。

そんなところに鍵谷も惹かれているのでしょう。

鍵谷も自分の苦手なことをきちんと口に出して伝えられるようになったあたり、すごく成長したし、それが言えるような環境を作ったのは紛れもなくまい子。

二人が一つ一つゆっくりと乗り越えていく様子がじれったくも可愛らしいです。

染井は、身近であったはずの元カレの存在が介入したことで、本来比べたりするはずもなかった憧れの漫画家が急に自分の比較対象になってしまったのはなんともやるせない話です。

染井のさまざまなモヤモヤは、何も子育て真っ最中なママに限らず、多くの女性に共通する悩みではないでしょうか。

作中でずっとモヤモヤしていた染井ですが、身近な人のふとした言葉で『今ある幸せ』に気づくことができたようです。

時間に追われていたり、思うように物事が進んでいかないと、誰しも隣の芝生は青く見えるものです。

特に昨今はSNSでキラキラした世界をよく目にするようになりました。人間どうしても自分と他人を比べてしまうものですが…

ただ、そんなときこそ少し立ち止まって身近な幸せに気づけると良いですよね。実際はこれがなかなかできないのですが…私もあまりできていません。

そして沢。

個人的にはこの話が一番面白かったです。

今はいろいろな生き方を自分で選べる時代なので、

別に結婚や恋愛をしなくても自分が幸せであれば全く問題ない気がします。

沢のように、自分の悪かったところを素直に認め、謝ることができ、さらに仕事のやらかし(後輩への八つ当たり)は仕事でカバーするという所はとても素敵だと思いました。

そして何よりも愛猫・ワサビ子をとても大切に想っている様子がすごく共感できました。

普段はキリッとしている沢も、とっても優しい女性なんですね。

今回もとっても面白かったので、恋愛中の人、子育てを頑張っている人、仕事を頑張っている人、皆さんに是非読んでほしいです!

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