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板倉梓さんの「瓜を破る」2023年11月現在、1~8巻が発売中です。
⚠以下、あらずじや感想を書くにあたって多少のネタバレを含む場合もありますのでご注意ください⚠
なかなか人には言えないセックスについての悩み・仕事の悩み・同棲中の恋人との悩み・同僚との人間関係の悩み・子育ての悩み…さまざまな身近な女性の悩みをリアルに描いた漫画です。
7巻は自分の外見にコンプレックスだらけの卑屈女子・レンがメインです。
あらすじ
エピソード43はまい子と鍵谷のその後の様子です。
一晩一緒に過ごした翌日…『明るいうちはお互いに健全に過ごさなきゃ!』と考えるも、本音は家でくっついていたい…。相変わらず煩悩だらけな二人。
思わず鍵谷はまい子をベッドに押し倒してしまいますが、ここでお決まりの宅急便という邪魔虫が入ります。
二人は我に返り、気を取り直して映画に出かけようとしますが、
まい子は鍵谷のある言葉がきっかけで
「やっぱり私…今日はここにいたいです。鍵谷さんと」
と伝えーーー。
エピソード44~45は主にコンプレックスだらけ卑屈女子・レンのお話です。
レン(小平 蓮)はまい子の勤める会社に派遣で来ている26歳の女性。
彼女は自分の外見がブスと言うことに非常にコンプレックスを持っていて、何かと発言が自虐的で卑屈です。
そもそも彼女がそうなってしまったきっかけは22歳の時。
始めたばかりのマッチングアプリで知り合った男性と初体験を済ませ、当然その後お付き合いが始まると思ったのに、それきりその男性とは連絡が途絶えてしまったのです。
もともと自分はかわいい・きれい・美人の部類ではないことはわかっていたレンですが、
やはり外見が良くないとSEXのあとの関係が全く続かないことをマッチングアプリで知り合った男性を通し、身をもって知っていきます。
もともとイケメン好きなこともあり、異様に周囲の人の外見への評価が厳しいレン。
しかしある時、マッチングアプリを通して知り合い、一度一緒にご飯を食べたケイタから、2回目のお誘いが来ます。
しかし、レンはケイタの外見が不細工なことから、上から目線での対応。
でも、よくよく考えると2回目のお誘いが来たのはケイタが初めてでーー。
エピソード46~47は再びまい子と鍵谷のお話。沢も登場します。
6巻でビッグプロジェクトリーダーの座を大林に奪われた沢でしたが、まさかの大林退職に伴い、沢が急遽リーダーを引き継ぐことになりました。
大林の転職先が業界最大手なこともあり、他の社員たちは大林を褒めちぎりますが、沢はそれが妬ましく、癪に障り、イライラが止まりません。
自分がとても魅力を感じていた案件のリーダーを引き継いだ沢でしたが、『大林からすると途中で放り出してもいい程度のものだったんだな…』と思った途端、気持ちが萎えてしまうのでした。
そんな中、プロジェクトメンバーのまい子は忙しい合間を縫って久々に鍵谷に会いに行きーー。
エピソード48~49は再びレンのお話へ。まい子と鍵谷もちょこっと出てきます。
渋谷で一人買い物を終えたレン。
一息つく間に、マッチングアプリで近くにいる男性をチェックします。
するとすぐにトウヤと言う名前のドンピシャでタイプの男性を見つけました。
『…こんな人が私を選ぶわけないけど…』
と思いながらもLIKEボタンを押してみると…
なんとすぐにマッチ!!
そして相手から「会おう」と言う内容のお誘いのメッセージが届きます。
マルチかと疑いながらも、『こんなどタイプのイケメンと出会うチャンスはもうないかも…』と、会うことにします。
会ってみると写真まんまのイケメン!!
お茶をしながら話してみると、レンのことを全く否定せず、『かわいい』と言って来ます。
また、周りの女性からの視線に気分が良くなるレン。
イケメンと歩いていると、まるで自分の価値が上がったような気になってしまいます。
その後二人はカラオケに行き、帰り際にトウヤからキスをされたのでした。
完全に恋する乙女モードになってしまったレンは、心も頭もトウヤのことでいっぱいです。
そんな中、ケイタから連絡が入ります。
そしてその直後、トウヤからも連絡を受けーーー。
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感想
まい子と鍵谷を見ていると、素直に気持ちを伝える大切さを感じます。
『これを言ったら嫌われてしまうかも…』そう思ってしまうのは良くあることですが、なんでも言い方次第だと思うのです。
変に捻くれた言い方をせず、素直な気持ちをそのまま伝える。
まい子と鍵谷はの二人はいつもそんな大切なことを学ばせてくれます。
話は変わってレン。
作中でまい子も言っていましたが、会話の中に自虐的な発言が続くとリアクションに困りますよね。
レンは最初、純粋な気持ちで男性に近づいたら相手がヤリ目だった為、とても深く傷ついたのでしょう。
もう傷つきたくないという気持ちがあるから、最初から『自分はイケメンには選ばれない』『イケメンで近づいてくるのはどうせヤリ目』と決めつけて卑屈になってしまっているんだと思います。
あと、自分のプライドをギリギリ保つために不細工な人や、モテなさそうな人に対しては上から目線。
人としてどうかと思うこれらの行動は、どれもこれも、裏を返せば自分の心を守っているからだと思います。
しかし、トウヤというあの手の男はロクな奴ではない…と思います。
カッコ良い人がすべてロクな奴ではない…と言うことではありません。
ただ、見た目が良くて、相手を否定せず、こちらが欲しい言葉をくれる…。
聞き上手で、ガッツかない余裕な男。絶対手慣れてるって…。
この手の男は、どういうタイプの女なら落とせるかを知っています。
どうかレンがこれ以上心の傷を負わないことを願うばかりです…。
でも、完全にのぼせ上っちゃってるからな…レン…。
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