ドッグフードの原材料を見ると「ミール」と書かれていることがあります。
飼い主さんAミールっていったい何?



ミートミールとか家禽ミールとかいろいろな種類があるみたい…



「危険」って聞いたことあるけど大丈夫なの?
こんなふうに思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。
では、そもそもミールとは一体何か…。
その疑問から答えていきましょう。
ミールって何?
ミール(Meil)とは、「肉や魚などを加熱・乾燥させて水分や脂肪を取り除き、粉状(または細かい粒状)にした原料」のことです。
つまり、「ミール」という言葉自体は加工方法を表しています。
例えば、
- 生の鶏肉→乾燥・粉砕→チキンミール
- 魚→乾燥・粉砕→フィッシュミール
- 家禽(鶏・七面鳥・あひるなど)→乾燥・粉砕→家禽ミール
というように、「○○ミール」は「○○を乾燥・粉末化したもの」という意味になります。
では、なぜ「ミール」にするのか。
当然メリットがあるからですが、次はそのメリットについて説明します。
ミールにする3つのメリット
ミールにする主なメリットは次の3つです。
たんぱく質を効率よく摂れる
ミールは、肉から水分や脂肪を取り除いて作られます。
そのため、たんぱく質がギュッと凝縮されているのが特徴です。
少ない量でも効率よくたんぱく質を補えるため、ドッグフードの原料として使われています。
栄養成分が安定しやすい
生肉は、水分量や脂肪の量にばらつきがあります。
一方、ミールは加工することで、栄養成分を比較的安定させやすいというメリットがあります。
そのため、ドッグフードを製造する際にも、品質を一定に保ちやすい原料とされています。
保存しやすい
ミールは水分が少ないため、生肉よりも保存しやすいという特徴があります。
長期保存しやすく、ドッグフードの原料として扱いやすい点もメリットの一つです。
ミールは危険?2つのデメリット
実はネットなどで調べると、「ミール=危険」という記事を多く見かけます。
なぜそのように書かれているのでしょうか。
理由は原材料の不明確さにあると思っています。
何の肉が使われているか不明確なことがある
チキンミール、ビーフミール、ポークミールなど、何の肉が使われているか名前から分かる場合は原材料が特定できますが、
家禽(かきん)ミール、ミートミールなど広い意味でとらえることのできる表記の場合は、複数の動物の肉が使われていることが多いため、原材料を特定することができません。
たとえば
- 家禽(かきん)ミール→家禽(人に飼われている鳥類)鶏・七面鳥・あひるなど複数の鳥類がつかわれていることもある
- ミートミール→牛・豚・羊・ヤギ以外の動物が含まれることもある
原材料が不明確なため、特定の食物アレルギーをもつ子の場合、注意が必要です。
どの部位が使われているか不明確
不明確なのは、何の肉が使われているかだけではありません。
- 家禽ミール→骨ごとまたは骨をのぞいた家禽の肉と皮。羽・頭・足・内臓は含まない。
- ミートミール→血液・被毛・ひづめ・角・反芻動物の胃内容物・糞を除去した動物組織を加工精製したもの。
という定義はありますが、具体的にどの部分の肉が入っているかは明確には分かりません。



つまりは、どんな動物のどの部位の肉が使われているかがハッキリ分からないってことだね。
まとめ
「ミール」とは、「肉や魚などを加熱・乾燥させて水分や脂肪を取り除き、粉状(または細かい粒状)にした原料」のことです。
原材料が不明確な場合があるため、危険と言われてしまうことがありますが、
- たんぱく質を効率よく摂れる
- 栄養成分が安定しやすい
- 保存しやすい
などのメリットもあるため、一概に「ミール=危険」とは決めつけられません。
愛犬に食物アレルギーがある、原材料が何かを明確に知りたいという方は「ミール」を使ったドッグフードは避けた方が安全です。










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