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エッセイなので実体験を漫画にしたお話しです。
原作者の片岡恭子は合法の運び屋。
依頼があれば世界中どこでも飛び回る。
向日葵イモトと同じプレミア1Kカード持っているらしいよ。
生きづらさを抱え、日本で心が死んだ恭子は死にたくて旅に出た。
しかし、死ぬ思いを何度も体験しながら今もなお生きて運び屋(合法)として世界中を飛び回っている。
そして、死にたくて旅に出たはずなのに、どんどん心がタフになっていくという話。
昨今、「生きづらさ」を抱えながら生きている人は少なくないと思います。
今でこそ「生きづらさ」「HSP」「大人の発達障害」「グレーゾーン」などの言葉が浸透して来ましたが、こういった言葉が浸透する前から私自身「生きづらさ」を感じていて、たくさん悩みながら生きて来ました。



とはいえ、30代後半からは徐々に悩みは減っていき、いまではずいぶんラクになりましたけどね~。



最近の飼い主、ずいぶんと図太くなりましたよね。



…もう少し言葉選べないかな?
私がこの漫画を読んで、2つほど印象に残ったセリフが…。
ひとつは、
「命って先祖から受け継いでるだけじゃない。食べてきた数えきれない命の結晶なんだ。」
死ぬ思いをした後に、豚肉を食べて恭子が感じたこと。
そう。
私たちは自分以外のたくさんの生き物の命をいただいて生きています。
「生」を無駄にするのは、今までいただいてきた命にも失礼だ。
と動物大好きで、過去にこどもたちに食育を教えていた経験のある私にはとても響いた言葉です。



自分はたくさんの命に生かされているという、当たり前だけど忘れがちなこと思い出しました。
もうひとつは、
「日本は安全で便利で生ぬるくて…生きている実感がもてない…」
南米で生きた心地もしない目に何度もあったからこそのセリフ。
ストンと心に落ちました。
確かに世界で日々起こっていることに焦点を当てれば、日本は限りなく「生」を実感しづらい場所なのかもしれません。
一見、平和で幸せなことと思えるが、生きている人間が「生」を実感して喜べないのはなんともおかしなものだ。
と思えてしまいました。



この本は、いままさにいろいろなしがらみを手放して、自分の心を大切にしながら生きていく生き方にシフトしようと模索している私にこそ心に刺さる一冊でした。



なかなか真似はできないけど、刺激になる一冊です。








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