添加物のはなし~天然と人工の違い~

ドッグフードには「添加物」というものが使われています。

私がドッグフードについて調べ始めた頃、

そもそも添加物には

  • どんなものがあるのか
  • 何のために使われているのか
  • 本当に安全なのか

この3つがとても気になりました。

最初に結論をお伝えしておきます。

天然と人工、どちらが安全なのか。

これは、簡単には決められません。

私はできるだけ天然のものを選びたいとは思っています。

でも、「人工添加物が入っているから、このフードは絶対にダメ」とは考えていません。

ただ、

  • どんなものが入っているのか
  • 何のために入っているのか

これを知っておくことは大切だと思っています。

また、危険だと言われている添加物については、できるだけ避けたいと思っています。

結局、ドッグフード選びは、飼い主が何を大切にするかで変わります。

この記事が、ドッグフードを選ぶときの参考になったら嬉しいです。

目次

そもそも「添加物」ってなに?

ここでいう「添加物」とは、ドッグフードを作るときに加えるものです。

たとえば、

  • フードを傷みにくくする
  • 油が酸化するのを防ぐ
  • 食感を整える
  • 栄養を補う

など、いろいろな目的で使われています。

ちなみに「添加物」はドッグフードだけに使われているものではありません。

私たち人間が食べる加工食品にも広く使われています。

添加物には「天然」のものと「人工」のものがある

添加物には「天然由来」のものと「人工的に作られた」のものがあります。

言葉だけ聞くと

「天然」は体に良さそう。

「人工」は体に悪そう。

そんなイメージを持つ人もいるかもしれません。

たしかに、人工的に作られた添加物の中には、「できるだけ避けたい」と言われるものもあります。

でも、

天然=安全

人工=危険

と、簡単に分けることはできません。

では、「天然由来のもの」と「人工的に作られたもの」にはどんな違いがあるのでしょうか?

大きな違い

一番大きな違いは、どこから作られたものかです。

  • 天然由来→植物など自然にあるものから取り出した成分
  • 人工(合成)→人が化学的に作った成分

このような違いがあります。

これだけ聞くと、天然の方が安全なのでは?という印象を持つ方がいるかもしれません。

しかし、天然由来のものにも人工的に作られたものにも、それぞれにメリットとデメリットがあります。

天然由来の添加物には、自然に近い成分というメリットがある一方で、成分の種類や状態によって効き方が変わりやすい場合があります。

  • 人工(合成)添加物に比べて効力が低い
  • 効果の持続時間が短い
  • 必要量が多くコストがかかる

といったデメリットも存在するのです。

対して人工的に作られたものは、

少ない量で、安定して働く

というメリットがあります。

しかし、中には長期間に渡って摂取すると発がん性のリスクがあるものも存在する

というデメリットもあります。

こうやって見てみると、単純にどちらが安全で優れているかというのは一概に言えないことがわかります。

「添加物」はどんなものが、何のために使われている?

では、天然由来の添加物と、人工(合成)の添加物はそれぞれどんなものがあって、何の目的で使われているのでしょうか。

ここでは代表的なものをいくつか紹介します。

「天然由来の添加物」代表例

成分何のため?ざっくり言うと?
トコフェロール酸化を防ぐビタミンEの仲間。油やビタミンの酸化を防ぐ
ローズマリー抽出物酸化を防ぐローズマリーから取った成分。油やビタミンの酸化を防ぐ
クエン酸酸化を防ぐ・品質を保つ柑橘類などにも含まれる成分。油やビタミンの酸化を防ぐ・カビなどによる傷みを防ぐ
アスコルビン酸酸化を防ぐビタミンC。油やビタミンの酸化を防ぐ

「人工(合成)添加物」の代表例

成分何のため?ざっくり言うと?
BHA酸化を防ぐ油やビタミンの酸化を防ぐ
BHT酸化を防ぐ油やビタミンの酸化を防ぐ
エトキシキン酸化を防ぐ油やビタミンの酸化を防ぐ
ソルビン酸品質を保つ保存料の一種。カビなどによる傷みを防ぐ
ソルビン酸カリウム品質を保つ保存料の一種。カビなどによる傷みを防ぐ
プロピレングリコール水分を保つ・品質を保つフードの水分を保ち、状態を整える・カビなどによる傷みを防ぐ

結局どっちがいい?

最初にもお伝えしましたが、

「天然と人工、どちらがいい?」

という答えは、簡単には決められません。

天然由来のものでも、人工的に作られたものでも、犬によって体に合わないことがあります。

天然由来だから、全ての犬に安心というわけでもありません。

反対に、人工的に作られたものだから、すべて危険というわけでもありません。

個人的には、できるだけ天然由来のものを選びたいと思っています。

でも、天然由来のものだけで、フードの品質をすべて保つのは難しい場合もあると考えています。

だから私は、

「天然だからいい」

「人工だからダメ」

と、どちらか一方だけで決めるのではなく、

どんなものが使われているか

何のために使われているのか

を知ったうえで、ドッグフードを選ぶことが大切だということをお伝えしたいです。

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